HR Leaders NEXT

HR Leaders NEXTカンファレンスプログラム

B27

人事評価制度の見直しと効果的運用

2021年10月27日(水) 15:00〜16:30

講演タイトル

アドビにおける人事評価制度 『Check-in』 ~何のために人事評価するのか。対話を促し、人を育てる、ノーレイティングの導入から定着まで
〔 Profile 〕

スピーカー

後日記録動画視聴可
アドビ株式会社
人事部 シニアHRビジネスパートナー
赤木 亜希子

概要

アドビでは、1982年の創業以来、people firstの経営を実践。経営陣は社員の声に積極的に耳を傾け、経営判断に迅速に反映しています。ダイバーシティ&インクルージョンの会社方針「Adobe For All in Action」の5つの指針においても、「Amplify Others(他者の声を尊重する)」や「Open Up(必要なことを伝え意見を聞く)」を掲げています。 そうした企業文化のもと、従来の年次人事評価制度に対するマネージャーおよび社員からの意見に耳を傾け、2012年に新たな人事評価制度『Check-in(チェック・イン)』を導入しました。 Check-inは、ノーレイティングの人事評価制度です。従来の評価制度では、マネージャーは年初に社員と目標設定をし、年末には相対評価のための資料作成と部門内調整に膨大な時間を費やしていました。 Check-inでは、マネジャーとメンバーの対話に重点を置き、マネージャーはメンバーと一年を通して継続的にキャリアプランや業務の進捗について話し合います。さらに、マネジャー自身もメンバーにフィードバックを求め、双方向の対話を実践しています。 これらの取り組みにより、マネージャーの工数の大幅な削減のみならず、社員のエンゲージメントの向上、離職率の低下という効果がありました。 一方、ノーレイティングの人事評価制度の導入にあたっては、マネージャーの理解と共感、評価者としての成熟度が成否を分ける要となります。アドビでは、Check-inの導入にあたってHRビジネスパートナーを中心とした人事部門がマネージャーの育成とサポートに多大な投資を行い、また、組織への浸透と定着を図るためにその取り組みを継続しています。 本講演では、アドビにおけるCheck-in人事評価制度導入の背景とその考え方に加え、約10年間にわたる導入から定着までのプロセスにおいて人事部門が果たしてきた役割についてご紹介いただくことで、人事評価制度の効果的な設計・運用に向けた人事部門の役割を探る機会とします。
〔 Profile 〕

コーディネーター

学習院大学経済学部経営学科 教授 一橋大学名誉教授
守島 基博
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