[限定20社・オンライン研究会]
リモート時代の新人育成 ~2020年総括と2021年以降に向けたブレンディッドラーニングの計画づくり~
2020年2月以降、日本国内での新型コロナウイルス感染者数が瞬く間に増加し、在宅勤務が定常化してきた中で、各社の人事部は今年の新入社員の受け入れに大変苦慮をしてきたのではないでしょうか。限られたオンライントレーニングの経験や知識を総動員しながら、何とか大変な状況を乗り切ったという企業が多く見受けられました。現在においても、新人と、職場の上司や先輩社員との繋がりが引き続きリモート中心になっていることから、職場における学びの機会が制約されているという課題は解決されないまま残っています。リモートワークを前提にした新人育成が、ニューノーマルの中では間違いなく求められていきます。直近の2021年4月に向けて私たちは何を準備しておくべきでしょうか?
本研究会は、各社の新人育成担当者が2020年の経験を持ち寄りその総括をします。その上で、2021年度以降、対面でのトレーニング、OJT、オンライントレーニングを組み合わせながら、新人社員に対して、どのように社会人としての基礎知識や業務遂行能力を付与していくことができるのかを討議するものです。その結果として、新しい時代の新人育成の基本的枠組みを産業界に発信・浸透させていくことを目的としています。
【研究会ファシリテータ】(敬称略)
坂爪 洋美 法政大学 キャリアデザイン学部 教授
慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業。人材ビジネスに従事後、大学院に進学。 2001年慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士単位修了。博士(経営学,慶應義塾大学)。 和光大学を経て2015年より現職。 専門は、組織行動論。主な研究テーマは、ダイバーシティ・マネジメント、インターンシップなど。 近著としては『シリーズダイバーシティ経営―管理職の役割』(中央経済社、2020年)、『学生と企業のマッチング:データに基づく探索』(共著・法政大学出版会、2019年)、「部下の性別による管理職行動の違いと働き方にかかわる人材マネジメントの影響」『一橋ビジネスレビュー』(2018年)などがある。その他、「日本労働研究雑誌」編集委員、東京地方労働審議会委員等。
【研究会プログラムアウトライン】
第1回 2020年11月24日(火) 13:30~18:00
・オリエンテーション
・参加企業の中から1-2社の事例共有発表「わが社のオンライン新人研修」
・討議&共有「2020年度の新入社員受け入れ研修をどのように行い、それをどのように評価するか」
第2回 2020年12月9日(水) 13:30~18:00
・第1回の振り返り → 2020年度の経験から得た学びの整理
・参加企業の中から1-2社の事例共有発表「わが社のOJTの現状」
・討議&共有「リモート下での新入社員のためのOJTの現状と課題」
・これまでの討議を受けて、2021年度に向けた検討ポイントと課題
第3回 2021年1月19日(火) 13:30~18:00
・特別講義「これからの新人育成とキャリア開発について」
・2021年度以降の実施内容に関する討議&共有「2021年度以降の具体的準備状況について」
・全3回の振り返りとまとめ
【参加対象者】
・各社にて新人育成を主に担当する人材育成担当者
・1社1名 ネットワーク構築のため、期間を通して同じ方が参加することを原則とします。
・守秘義務契約を締結し、本研究会内の情報の取り扱いについて規定を設けます。
【参加費用】(税込み)
日本能率協会法人会員 88,000円 日本能率協会法人会員外 99,000円
フォームに記入の上、11/13(金)までにhrnext@jma.or.jpへお送りください。
●定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。
●最小催行人数(6社6名)に達しない場合は、開催を中止・延期する可能性がありますことを予めご了承ください。